■ラ・ボエーム

■作曲:G・プッチーニ,指揮:P・アリヴァベーニ,演出:栗國淳,出演:A・フローリアン,G・テッラノーヴァ,F・カピタヌッチ,石橋栄実,森口賢二,松位浩
■新国立劇場・オペラパレス,2016.11.17-30
■この作品は息抜きができる。 歌唱と演奏に身を委ねていればいいの。 楽しい舞台だった。 ミミとロドルフォ、マルチェッロとムゼッタの歌手の組み合わせも良かったわ。 ロドルフォ役テッラノーヴァは声が透っていて素晴らしい。 あとムゼッタ役石橋栄実も存在感が出ていた。 時代が19世紀だと日本人歌手も違和感が無い。 これも結構重要だとおもう。 日本上演の多くは主役だけが外国人だからうまく溶け合わないのよ。
第二幕のパリの街はなかなかね。 街並みが動くからカルチェ・ラタンを歩いているようだった。 またカフェ・モミュスで歌手がテーブルに座って客席と対面する場面はとても楽しかった。 早いけど今年一年の疲れが取れた気分になれたわよ。
*NNTTオペラ2016シーズン作品
*劇場、https://www.nntt.jac.go.jp/enjoy/record/detail/37_009480.html