■作曲:G・ヴェルディ, 指揮:M・アルミリアート,演出:D・マクヴィカ,出演:M・アルヴァレス,D・ホヴォロストフスキ,S・ラドヴァノフスキ,D・ザジック ■ 東劇,2013.8.14-16(MET,2011.4.30収録) ■ 最初から魔女の話。 だからすぐに物語に引き込まれてしまうの。 しかもリズムがあるしね。 回り舞台も効いていたのがいいわ。 ラドヴァノフスキとザジックも舞台効果を褒めていたし。 でも1,2幕は心の襞まで辿りつけない。 表面をウロウロしている感じね。 ヴェルディは物語の仕込みに時間を取られてしまったからよ。 歌手もそれを処理するのに精一杯なのね。 後半は挽回したわ。 歌詞に人生の凄みが出てきて、歌唱もジックリ聞けたから。 愛と死や母と子のね。 ホヴォロストフスキは一人浮き上がっていたようね。 片思いだからしょうがないけど、「寒い国から来た・・」ようだわ。 ヴェルディのリズムに乗れない人ね。 *METライブビューイング2010作品 *作品サイト、 http://www.shochiku.co.jp/met/program/s/2010-11/#program_11