■歓喜の歌

作・演出:赤堀雅秋,出演:劇団姦し
下北沢.スズナリ,2013.7.31-8.5
暑い太陽の下、バスを待っています。 なんと幕開きからゴドーです! しかも遠くを見つめる眼差しを持ってです。 演出家得意の素晴らしいポーズです。 海を見つめる所にもあります。 これで芝居の半分は終わったでしょう。 バスを待っている場面で幕が降りることでわかります。
しかしこの「劇団姦し」は名前のとおり姦しいのです。 何も起きないのが分かっていながら舞台を続けたい。 祭りは終わったのにもです。 これで歓喜は来るのでしょうか?
次回第三回公演は作・演出も劇団内で創作したのを観たいですね。 でないと歓喜は訪れません。