■ヘンゼルとグレーテル

指揮:C・P・フロール,演出:M・クレマン,出演:J・シュメッケンベッヒャ,I・ヴィスマイヤ,D・シンドラム
みゆき座,2013.8.2-15(2013年収録)
今年初めてのガルニエ宮での公演。 さすが締りがあるわ。 バスティーユはガランドウだからね。 一幕は歌手が歌い、子供が演技をする二人一役。 というより現実と夢世界の分離のようね。 演出家はドールハウスと言っていたけど、舞台を幾つかにわけているの。 でも効果を出しているとは言えない。 面白くない。
二幕以降は夢の世界のため一つになりオペラ気分に戻ったの。 歌詞は子供向きだけど澄み切っていて素敵ね。 幕開きは生活の苦しさ貧しさでとても暗いし、終幕はキリスト教メッセージが歌われるからとても宗教的。 ガルニエの観客は子供が少なかったけどドイツ語だから? クリスマスから外れているから? でもどうしてオペラ座の作品はこんなにも子供の出演が多いのかしら?
*パリ・オペラ座ライブビューイング2012作品
*映画comサイト、http://eiga.com/movie/78122/