■謎の球体X

作・演出:田川啓介,出演:水素74%
こまばアゴラ劇場,2013.8.10-19
乳房やお尻の大きさを比較して子供が生みやすいか本能的に比較してしまう。 姉妹の姉がいつも男に捨てられる理由です。 雌は自分を守ってくれる雄を探し続けるのも同じでしょう。 本能を避ける時代です。 しかしこの舞台は本能をセリフに取り込んで本音として語る面白さがあります。
静かな演劇からズレています。 ナゼなら本能が滲み出ているからです。 セリフも高揚します。 青年団系の身体と科白に本能を感じさせる役者の存在感と言ったものが追加されます。 すべての役者ではありませんが。 存在感の完成度もイマイチです。 新青年団になれるか!?