■FORMULA

■構成・演出・振付:森山未來,中野信子,エラ・ホチルド,出演:川合ロン,笹本龍史,東海林靖志ほか
■東京芸術劇場・プレイハウス,2022.10.15-23
■さいしょに森山未來の挨拶があり、・・彼を含め6人でダンスが始まる。 力は入っているがゆっくりと手足を動かす。 おおらかな振付で気持ちがいい。 古い木材を持ってそれを各々が引き継いでいく。 途中に雑音のような科白が入る。 次第に感情表現が多くなり、家族内の、男女間の、諍いも振付に入ってくる。 そして一人の死に遭遇しながらも、生きている者は互いに寄り添う。 突然マイクが天井から降りてきて森山未來が科白を早口で喋る。 ダンサーはアフリカ民俗あるいはシャーマンが着るような派手な衣装になり踊り終わる・・。  このような流れでした。
脳科学を駆使した新しいダンスが観られるかもしれない。 チケットを購入した理由です。 しかしダンスは気に入ったが脳科学との関係はよく見えなかった。 考えていた舞台とは違っていたからです。 森山未來の科白がテーマを語っています。 「あなたは一人ではない。 互いに支え合っている。 そして他者との繋がりの豊かさが、人類がここまで生き延びてきた理由だ・・」と。
ロビーでは関連する作品、たとえば共感する脳波や心臓、脳内分泌、儀式や信仰そして祭などなどが展示されていた。 脳科学は緩やかに関係づけられている。 予期せぬ展開でしたが予期せぬ驚きもありました。
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