■ホフマン物語

■音楽:J・オフェンバック,振付:P・ダレル,指揮:P・マーフィ,出演:井澤駿,長田佳世,小野絢子,米沢唯,M・トレウバエフ
■新国立劇場・オペラパレス,2015.10.30-11.3
■この作品をバレーで観るのは初めてなの。 でも一幕オリンピアは日常の延長のようで物語に入っていけない。 人形は異次元の扉を開けることができるのにそれをしなかった。 舞台も現実的な庭でダメ。 演出の違いと言えばそれまでだけど・・。 二幕アントニアから俄然調子がでてきたわ。 やっとバレエを観ることができた感じね。 二幕と三幕ジュリエッタは美術も物語に沿っていて素晴らしかった。 でも十字架をあんなに振り回すとは! 日本だからできるのかしら。 そして物語をもう一度思い返せる感慨深い終幕だった。 アントニアとジュリエッタのリフティングは見応えがあったわ。 反省を次回に繋げればどんどん良くなる作品だとおもう。 何度観てもいいかもよ。
*NNTTバレエ2015シーズン作品
*劇場サイト、http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/15hoffmann/