■届けて、かいぶつくん

■振付・演出:KENTARO、出演:東京ELECTROCK STAIRS
■シアタートラム、2011.6.1-5
http://setagaya-pt.jp/cgi/posterWindow.cgi?imgPath=tokyoelectrock_todoketekaibutsu_l_pm_poster_2.jpg
■日常の動きに速さと丸めを加えた振付、しかも腕と手先に比重が分散してきてとてもいい感じだ。 自作の音楽もまあまあ。 しかし観客にいつものような躍動感が伝わって来ない。 これは90分の流れにメリハリがなかったからだ。
いつもは数グループの一つとしての出演だから10数分の踊りっ放しだった。 短い時間だから無条件で楽しめた。 今回のように上演時間が長い場合の戦略・戦術は見直したほうが良いと思う。
たとえば、素人レベルだが・・ 歩くことや走ることも取り入れる。 音楽やセリフを厳選する。 セリフに詩を増やす。 ダンサーを舞台袖で休息させる(これも客に見せる)。 ・・などなど。