■DANCE to the Future 2011 ダンス・トゥ・ザ・フューチャー

■振付:キミホ.ハルバート,石山雄三,上島雪夫
■新国立劇場,2011.5.28-29
3作のどれも低調な感じですね。 でも「ナット・キング・コール組曲」は楽しめました。 この中劇場はどうしても集中できないもどかしさがあります。 なにもない空間どころか、雑念が漂っている空き地で上演しているようです。
最初の「ALMOND BLOSSOMS」はダンサーが舞台中央まで来るのに10M近くもあるから、観ていても繋がりが切れてリズムが狂ってしまいました。 舞台袖も廃れた街角のようで出番を待つダンサーの演出も台無しです。
2作目「QWERTY」 はデジタルメディアとの関係がみえませんでした。 情報処理をした映像や音楽を使用することでしょうか?キーボードの映像上をダンサーが動き回るなど30年前のイメージです。 映像に遊ばれていたようにもみえました。
*劇場サイト、http://www.nntt.jac.go.jp/dance/20000356_dance.html