■オイディプス神話

■演出:笛田宇一郎、出演:笛田宇一郎演劇事務所
■シアターイワト、2011.6.15-19
http://stage.corich.jp/img_stage/l/stage22109_1.gif?1414371417
■セリフが連続しかも早口で物語の繋がりを追っていくことが出来ない。 登場人物関係も混乱してしまった。 しかしセリフは体から発する特異なリズムがあるので心地良い。 途中から詩を観ている感覚になる。
若い役者も硬さがあるけど離されないで付いてきている。 武内靖彦のダンスは動きが少なくて良かった。 でも他役者はもう少し動いたほうが舞台に興味がより生じたはず。
パンフレット「・・人間が宗教や悲劇を必要としているのは、・・混乱や無秩序に巻き込まれ身体的に一体化することが秩序なのだ・・」とあったが、大震災と芝居を結びつけていて目が止まってしまった。
観終わって、充実感はあったが感動が少ないことに気付く。 役者間の身体からの返信が弱かったからだとおもう。