■月食のあと

■振付:平山素子
■世田谷パブリックシアター,2011.5.27-29
■照明がとても素的だった。 照明技術の進歩が舞台を変えていくのがよくわかる。 でも踊りとは無関係にみえたわ。 ダンサーが照明に対して受け身だったからよ。 特に宇宙線を変換する光や、制約の多い豆電球の衣装を着て踊る場面はね。
春に観た「私たちは眠らない」(東野祥子)は照明をなんとか身体に絡ませようとしていたけれど、素子はまだ傍観してるだけね。 でも次は電球ではなくて光を纏って踊ってちょうだい。
*劇場サイト、https://setagaya-pt.jp/theater_info/2011/05/after_the_lunar_eclipse.html