■泥リア

■作:林周一,演出:笠原真志,出演:風煉ダンス
■調布市せんがわ劇場、2011.5.27-6.5
■嵐の中のリア王→リアの妻の葬儀→三人娘や夫の登場→壁の模様替え→泥人間登場・三人娘がギドラに変身・エドマンドの謀略・・→壁の模様を戻す→嵐中のリア王→リアの妻の葬儀、こんな流れだったかしら?
ギドラや泥人間の楽しい登場は、暗い場面の嵐のリア王や葬儀に一層の深みを届けている。 リア王の二人は舞台慣れしていてそこだけ違う芝居のようね。 これで→が進むごとに時空を超えていくような舞台にみえた。 一種の劇中劇かな。
そしてあらゆる観客層を取り込もうと努力しているようね。 ギドラや泥人間が登場の理由はこれかも。 賑やかさと楽しさのある荒っぽい芝居だったわ。
*劇場サイト、http://www.sengawa-gekijo.jp/_event/05657/image1L.jpg