■光ふる廃園

■振付:工藤丈輝,若林淳
■座・高円寺,2011.6.10-12
■発行態での若林淳のダイナミックなソロでは照明が前後左右から点滅を繰り返しユックリみることができなかった。 観る楽しさを壊している。 この場面の照明はどっしり構えていて欲しい。
工藤丈輝は鋼鉄の肌黒い肉体を持った河原乞食だ。 若林と対照的な体を持っている。 この二人なら面白い舞台が作れるはずだ。 しかしそのように進行しない。 なぜかつまらない。
女性が登場しても展開に硬い感じが続いた。 ダンサーは汗をたくさんかいていて緊張しているようだ。 チラシの解説は数行だが重たく難しい言葉で綴られている。 この言葉を身体迄に落とすのに精神を使い果たしてしまったのではないだろうか。
*劇場サイト、http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=455