■CORPO SURREAL コーポ・シューレアル

■演出:ジェスパー.ベダーソン,音楽:マルコフ,カジワラトシオ,人形師:スベンド.クルステンセン,振付&ダンス:東野祥子,歌手:イザベラ.レイフドッティア,美術:ジョアン.コルクジャー
■スパイラルホール,2020.2.23-24
■ダンサー東野祥子、人形師クリステンセン、歌手レイフドッテイアの3人が登場するコラボ作品。 人形はマリオネットではなくパペット、それも等身大で精巧に作られているの。 ダンスと人形は衣装や動きに暗さがある。 でも歌手が現れた途端すべてが変わった!
歌手の衣装・歌詞・歌唱そして身体の全てがダンスと人形を吹き飛ばしてしまったの。 何と言ったらいいかしら・・。 うーん、フリークスとは違うがデヴィッド・リンチの世界からやってきた感じね。 でも爽やかさがあるから、もう、歌を聴いただけで最高な気分よ。 ダンサーと人形は歌手の黒子になってしまった。
ところで人形は精巧に作られていると面白さが抜けてしまうのでは? 人形に新しい魂を舞台上で吹き込みたい。 今回は既に入っている魂をそのまま人形遣いが操るだけなの。 感動の質が違ってくるわね。
*劇場サイト、https://www.spiral.co.jp/topics/spiral-hall/corpo-surreal
*「このブログを検索」に入れる語句は、 東野祥子