2018年11月28日水曜日

■パリの炎

■音楽:ポリス.アサフィエフ,振付:アレクセイ.ラトマンスキー,指揮:パヴェル.ソロキン,出演:マルガリータ.シュライナー,デニス.サーヴィン他
■Bunkamura.ルシネマ,2018.11.16-28(ボリショイ劇場,2018.3収録)
■旗はもちろん衣装にもトリコロールで一杯ね。 群集劇にあとから恋愛を付け足した作品らしい混乱に満ちた舞台だった。 農村の踊りはロシア風、宮廷での踊りは時代感覚が麻痺してしまいそう。 グラン・パ・ド・ドゥは男性が野性的で楽しかったけど。 初演が1933年モスクワだから内容はともかくフランス革命を借りたストーリーに時代の要請があったということね。 この作品がほとんど上演されない理由も分かる。 ボリショイ劇場御用達に必要な「鋼鉄の仕上がり」に達していないから。
ところでボリショイ劇場はホールが閑散として拍手も疎らでいつも拍子抜けしてしまう。 客席も映してほしいわね。 どのような観客が来ているのか見てみたい。 
*BOLボリショイ.バレエ.イン.シネマ2017シーズン作品
*劇場サイト、http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/18_bolshoi.html
*2018.11.29追記 B・ベルトルッチが亡くなったのね。 もはや古株はゴダールしかいない・・。 ベルトルッチの作品で好きなのは30歳代に作られた「暗殺のオペラ」と「1900年」、60歳頃の「魅せられて」「ドリーマーズ」の4品かな。
*2018.11.30追記(29日追記の続き) 浅田彰のベルトルッチ追悼記事を読む。 ベルトルッチが「ファシズムを描く」ことによってヌーヴェル・ヴァーグを越えたのには納得。 上記30歳代の2作と「革命前夜」「暗殺の森」でね。 次に浅田彰得意の音楽の話が続く。 シェーンベルクとの関係は知らないが坂本龍一とのコラボ「ラストエンペラー」「シェルタリング・スカイ」の面白さにも納得。 でも「ドリーマーズ」を酷評していたのは残念ね。