■デビルマン

■作:永井豪,脚本:じんのひろあき,演出:高瀬久男
■プルヌスホール,2011.5.13-20
■漫画とは知っていたが読んだことはない。 観劇後ウィキペディアで調べたところ面白そうなストーリーだ。 演出家も笑顔になるだろう。 原作はゴシックホラーだが後半は人間同士の信頼の話しになっていくらしい。 芝居もここが中心になっている。
生きるために他人を殺せるか? 悪魔狩に包囲された最悪の状況で全登場者は決断を迫られる。 「人殺しなんかできない。 しかし殺されそうならば状況による。 やはり生きたいから・・」。 これが普通の答えかもしれない。
だがこの答えこそ悪魔の証だと聞こえてしまった。 そして不動は待っても来ない・・。 興味が消えないので近々にレンタル店で「デビルマン」を借りてこようとおもう。 ところで舞台は役者の動きもセリフも簡潔明瞭でとても観やすかった。
*劇場サイト、http://www8.obirin.ac.jp/opai/opap_item.php?no=73