■マッチ売りの少女たち

■作:別役実,演出:平田オリザ,出演:青年団
■こまばアゴラ劇場,2011.4.28-5.17
■ストーリに細かい非連続があって観ていても躓いているばかり。 80年代生まれの会話とくすんだ戦後風景が同時にやってきたり、少女たちの主張がかけ離れていることだとか、・・いろいろあるわね。 これが流れを澱ませて芝居をつまらなくしたのよ。
この非連続を不条理にまで昇華させると少しはみられるようになるわ。 でも不条理ではなくて不合理で止まってしまった。 しかも別役実の不条理劇はあまり面白くないし。 これをコラージュしたのが原因かな。 特に初期作品をね。
ところで5日に緊急対談があったのね。 知らなかった。 緊急というからには重要なことよね。 しかも子供の日に。 是非内容をHPに載せて欲しいー!
*劇場サイト、http://www.komaba-agora.com/line_up/2011/04/engekiten/