■赤い靴

■作:唐十郎,演出:加藤野奈,出演:福原由加美里,大鶴美仁音,重村大介ほか,劇団唐組
■下北沢・駅前劇場,2023.2.1-5
■全速力で飛んでくる科白に撥ねられてしまう。 その言葉に喰らい付いていくと次第にシンクロされて体に溶け込んでいく。 言葉は理解ではなく体で感じ取ることになる。 唐十郎の舞台はいつもこうです。
しかも、この作品は脇道が多い。 四方から次々とやってくる科白をいつも以上に素早くカラダで受け止める。 若手俳優に粗さは有るが複雑なポリフォニーを観ているような舞台です。 久しぶりに言葉と身体が融合していく恍惚感に浸ることができました。
*唐組若手公演第70回公演
*2023都民芸術フェスティバル参加作品
*第33回下北沢演劇祭参加作品
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