■Men Y Men  ■ラ・シルフィード

■新国立劇場・オペラパレス,2016.2.6-11
■Men Y Men
■音楽:S・ラフマニノフ,振付:W・イーグリング,指揮:G・サザーランド,出演:新国立劇場バレエ団
■黒タイツで上は裸の男性ダンサーが9人で踊るのですが体育大学の学生にみえてしまいました。 組体操のような振付もあるからです。 荒々しさは良いのですが少し雑に感じられます。 金管楽器との微妙な関係が面白い。 しかし「ラ・シルフィード」との繋がりがみえないですね。
■ラ・シルフィード
■音楽:H・ルーヴェンシュキョル,振付:A・ブルノンヴィル,指揮G・サザーランド,出演:小野絢子,福岡雄大,木下嘉人,堀口純,本島美和ほか
■舞台展開が早過ぎてあっという間に一幕が終わってしまった。 上演時間をみたら全70分らしい。 短いのは歓迎ですが、シルフィードは何を考えているのか占師マッジは何をしたいのか肝心のところが見えてこない。 ロマンティック・バレエですからこれでよいのかもしれないけど物足りません。
1幕のキルトでの、2幕のロマンテック・チュチュでの群舞は楽しくみることができた。 シルフィードとジェームスの技と表現の上手さには満足しました。
*NNTTバレエ2015シーズン作品
*劇場サイト、http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/performance/150109_006130.html