■緑子の部屋
■作・演出:西尾佳織,劇団:鳥公園
■こまばアゴラ劇場,2015.11.27-12.7
■兄や友人・恋人が集まり亡くなった緑子の話をする舞台です。 取り留めの無い話が続く。 でも指を落としてしまった、屋上から落ちてしまった、生きている熊の胆汁を抜き取るなど話題は非日常的です。 餃子を作ったり食べたりビールを飲んだりする姿も同様です。
友人の言葉には暴力性が感じられます。 緑子が昆虫を飼っていたことを三人は暗に批判する。 緑子からの依存を重荷に感じたことが恋人の別れた理由でしょう。
しかし三人はフレンドリな喋り方をしますね。 よく耳にする状景の為か舞台を観ているようには思えない。 喋り方だけが日常世界にみえる。
幕開きと終幕に1枚の絵を持ちだし描かれている人々の関係を論じます。 絵の世界ではお互い見つめているようでそうではない。 風景もよくみると異様です。 この舞台と同じだと言っている。
終幕、友人の台詞がしどろもどろになり緊張しました。 科白を忘れてしまったのか? 即興かもしれない? そのまま終演になってしまった。
ディテールは面白いのですがそれを繋げることができなかった。 積み上げていくだけの化けることの無い舞台でした。
*劇場サイト、http://www.komaba-agora.com/play/2195
■こまばアゴラ劇場,2015.11.27-12.7
■兄や友人・恋人が集まり亡くなった緑子の話をする舞台です。 取り留めの無い話が続く。 でも指を落としてしまった、屋上から落ちてしまった、生きている熊の胆汁を抜き取るなど話題は非日常的です。 餃子を作ったり食べたりビールを飲んだりする姿も同様です。
友人の言葉には暴力性が感じられます。 緑子が昆虫を飼っていたことを三人は暗に批判する。 緑子からの依存を重荷に感じたことが恋人の別れた理由でしょう。
しかし三人はフレンドリな喋り方をしますね。 よく耳にする状景の為か舞台を観ているようには思えない。 喋り方だけが日常世界にみえる。
幕開きと終幕に1枚の絵を持ちだし描かれている人々の関係を論じます。 絵の世界ではお互い見つめているようでそうではない。 風景もよくみると異様です。 この舞台と同じだと言っている。
終幕、友人の台詞がしどろもどろになり緊張しました。 科白を忘れてしまったのか? 即興かもしれない? そのまま終演になってしまった。
ディテールは面白いのですがそれを繋げることができなかった。 積み上げていくだけの化けることの無い舞台でした。
*劇場サイト、http://www.komaba-agora.com/play/2195