■ノ・ソリチュード(私たちの孤独)

■振付:J・ニオシュ、出演:S・プリュヌネック、A・メイヤ
■KAAT・大スタジオ、2015.9.26-27
http://www.kaat.jp/d/jn
■ダンサーとギター奏者の二人舞台。 ダンサーの手のひら、足の甲、腰の左右の計6個所を鉄線で繋ぎ滑車の反対に重りを付けて空中を舞う。 分割された重りは50個くらいぶら下がっている。 「浮遊し、飛翔し、舞う」と書いてあったので何が起こるのか緊張する。
しかし何時まで経ってもぶら下がっているだけである。 身動きが殆んど出来ない。 これが孤独の表現なのか? 医学や医療との関連でもあるのか?
この装置は一度自分で操作をしないとどういうものか理解できない。 難しいようにも易しいようにもみえる。 見ていても装置と身体の関係がまとめられない。 このような古い装置を使うヨーロッパに戸惑う。