■TSURA

■振付:平原慎太郎,出演:ORGANWORKS
■シアタートラム,2015.5.4-6
■平原と7人のダンサーが登場。 切れ味の良い動きで緊張感がありましたね。 やはり季節柄カラダの応答も速いのでしょう。 ダンサー間の反射的動きが一つの形として完成されていました。 この関係をTSURA=面として結び付けたのでしょうか?
音楽家と美術家を新しく招いたと書いてありました。 正解です。 良き緊張感はこれが近因でしょう。 鐘や笛のような響きのある音と、スモークの中に青を含んだ強い光が独特な空間を出現させていました。 虫の音でしょうか? 凝縮された光と漂う音の融合が面白い。
ここの凸型舞台の欠点が出ていた。 凸がダンサーに制約を与えていました。 大きな動きは少なかったのですが一旦停止するような印象を受けました。 ところで平原の体がひとまわり大きくなりましたか? カーテンコールを全速力で走り出て走り去るのにも力強さがでていた。
*劇場サイト、https://setagaya-pt.jp/performances/20150504-1561.html