■机の器の机

■振付・演出:平原慎太郎,出演:ORGANWORKS
■あうるすぽっと,2014.9.26-28
■シェイクスピアフェスティバルの1本らしい。 一人が後ろ向きに座りシェイクスピア?の科白を喋っている。 しかしダンスの流れはこれとは無関係にみえる。 
照明は逆光を多く使い無色系の舞台に深みを付加している。 題名にもある机が三つ置いてあるが数回しか使われない。 むしろ邪魔に感じられた。   
舞台は男女の絡み合いがとても素晴らしい。 しかもどこか日本離れしている。 チラシをみると平原はスペイン研修に行っているようだ。 この影響が強く出ているのかもしれない。 彼のソロもあったが面白く観ることができた。 振付の特徴は目立たないが強靭と柔軟さを内包している。 興味が続くダンサーの一人に間違いない。
*館サイト、https://www.owlspot.jp/old/performance/140926.html