■ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古

■監督:サイモン・ブルック,出演:P・ブルック
■イメージフォーラム,2014.9.20-
■ブルックの舞台はできるだけ観るようにしているの。 それは役者たちの解放された身体がリズミカルに積み重なっていく心地良さを持っているから。 一言でいうと芝居を観る喜びがあるからよ。 それはこの映画でも言っていた想像力・リアル・普通を演じる・脳の共有等々の成果なのかもしれない。
稽古は簡素な言葉だったけど具体的、でも基本の構造がよくみえない。 笈田ヨシのブルックへの質問は道化的すぎるし・・、90分の作品だからしょうがないかもね。
絨毯の上で稽古をしていたけどブルックは床に拘るの。 あの銀座セゾン劇場の土の色も鮮明に覚えているわ。 そして足の裏の感覚は役者にとって重要なのかしら? 張られたロープを渡る稽古でも足の裏のことを言ってたもんね。 きっと集中と想像力の焦点ね。 
とりあえず稽古は演劇人にまかせて、早速「驚愕の谷」のチケットは手に入れたわ。 ウフフ・・。
*作品サイト、http://www.peterbrook.jp/