■遊機体

演出・振付:向雲太郎,舞描:鉄秀,音楽・演奏:築山建一郎
森下スタジオ,2014.5.30-6.1
「遊びの始まり」とありましたが、絵を描くのが楽しいようにはみえませんでした。 苦しみの表現です。 ところで音楽、特に照明や映像はサイケ調で激しさが有りますね。
舞踏とサイケデリックは合うはずです。 でも最新の音響や照明・映像技術が、身体を吹っ飛ばしてしまったようにみえます。 これでエントロピーが増大したのでしょう。
ここから「生命力や遊び、芸術を取り戻す」ことをしなければならないのにそれができなかった。 その前の状況説明で終わってしまった舞台にみえました。