■カラス

■振付:ジョゼフ・ナジ,音楽:アコシュ・セレヴェニ
■世田谷パブリックシアタ,2012.2.15-17
■ナジの描く絵とセレヴェニのサキソフォンが同期を取りながら進んでいく。 打楽器を追加しながら鼻や藁でカンバスに墨を擦っていく。 最後に墨の入った大きな壺にナジがはいり床のカンバスをのたうち回る。
「書」の世界を垣間見た感じだ。 観客の拍手に力がなかったのも日本ではよくみるようなパフォーマンスだからか? さすがナジだけあって洗練されてはいるが。 「ヴォイツェック」以降試行錯誤の連続ようだが? これからどこへ進もうとしているのか?
*劇場サイト、https://setagaya-pt.jp/theater_info/2012/02/les_corbeaux.html