■アーネストに恋して Ernest Shackleton Loves Me
■作曲:ブレンダン・ミルバーン,演出:リサ・ピーターソン,出演:ヴァレリー・ヴィゴーダ,ウェイド・マッカラム
■東劇,2024.10.4-(トニー・カイザー劇場,2017年収録)
■登場人物は二人だけ? ミュージカルにしては珍しい。 その一人、主人公であるシングルマザーのキャットは作曲家として登場する。 この為か、作曲しながら歌っているような錯覚が時々生じます。 彼女が作詞を実担当したこともあるのかもしれない。 しかもエレキバイオリンを弾きながら歌う。 15曲を歌うが半分以上を弾いていましたね。 鍵盤楽器はたまに見るが、この舞台は珍しいことが一杯詰まっている。
アーネスト・シャクルトンとは誰か? 初めて聞く名前です。 調べると・・、南極探検家らしい。 1909年頃の探検を題材にしている。 彼はキャットが住んでいる冷蔵庫から登場し、この部屋で二人は南極にいるかように探検を続け、再び彼は冷蔵庫から南極へ戻るという楽しい設定になっている。
アーネストはへこたれない楽天主義者ですね。 南極大陸での偉業からも分かる。 生活に疲れたキャットは彼から不屈の精神力をもらう。 全てに於いてオフ・ブロードウェイらしい内容でした。
*松竹ブロードウェイシネマ作品