■TOTEM、真空と高み

■演出:天児牛大,美術:中西夏之,音楽:加古隆,吉川洋一郎,出演:蝉丸,竹内晶,市原昭二ほか,山海塾
■世田谷パブリックシアター,2023.8.30-9.3
■体を捻くり転がっても肉体の匂いが無い。 腕をあげトーテムを指し示す姿はまさに宇宙人です。 中西夏之の作品がトーテム?として中央に置いてある。 意味深ですね。 音楽が重厚でダンサーの動きは抑えられている。 このため同じような振付が続き面白さに欠けます。 たぶん、演出家は中西夏之に縛られてしまったのでは? 章間は音楽が数秒止まるがここは繋げたいですね、高揚感が途切れない為です。 終幕、一人のダンサーが舞台中央から外れて周囲をゆっくり踊り動いていた。 ここは舞踏だ!と感じました。
久しぶりの山海塾です。 顔見知りのダンサーが二人しかいなかった。 あとの6人は新人ダンサーですか?白塗りだとよくわからないが。 近頃は舞踏を観る機会が少なくなっています。 若いダンサーが沢山登場すると元気を貰えます。
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