■A JOURNEY、記憶の中の記憶へ

■演出・振付:金森穣,出演:小林十市,金森穣,井関佐和子ほか,舞団:Noism
■神奈川芸術劇場・ホール,2021.10.16-17
■配られたチラシをみて小林十市がローザンヌのバレエ団に所属していたことを知る。 金森穣と井関佐和子は知っていたが・・、ローザンヌ・トリオとは楽しい。 舞台の三人がとても親密だったことでもそれが分かります。 そして小林がスーツ姿で登場したのはなにゆえ? 「いまは役者をしている」と言ってましたね。 それは過去を辿る旅姿なのでしょう。 鞄には彼(彼ら)のローザンヌ時代が一杯詰まっている?
第一部「追憶のギリシャ」はボレロです。 でも何故ギリシャなのか? 第二部「The 80’s Ghosts」では何故80年代なのか? これは帰宅してからチラシをみてわかった。 ベジャールの詩ですね。 でもギリシャは分かりません。
そして小林のスーツ姿を受けて金森は、今ここで「記憶の更新」をして「新たな旅」へ踏み出そう! このように言っている舞台にみえました。