■ファラオの娘

■台本:M・プティバ他,振付:P・ラコット,音楽:C・プーニ,出演:S・ザハロワ,R・スクヴォルツォフ,ボリショイ・バレエ団
■Bunkamura・ルシネマ,2015.1.9-10(2012.11.25収録)
■ザハーロワの存在感はいつも通り素敵ね。 でも盛り上がりのない作品だわ。 そしてエジプトはチュチュが似合わない。 オリエントというより独自な文化が強いからよ。
P・ラコットがインタビュで作成過程の話をしていたけど、この作品のつまらなさはM・プティバに原因がありそうね。 多くの群舞は整然として静かな舞台をつくっている。 この静けさが劇的な感動を持って来なかった。 「真に迫るものが無い」からよ。
*ボリショイ・バレエinシネマ2014作品
*作品サイト、http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/14_bolshoi/pharaoh.html