■DANCE to the Future-Second Steps- ダンス・トゥ・ザ・フューチャー

監修:デヴィッド・ビントレ
新国立劇場・小劇場,2013.12.7-8
若い振付家たちの9作品を上演。 ベスト3は以下のとおり(上演順)。 音楽の選択がとても重要にみえた。 ソロはよほど上手くないと目立たない。
1.「FOLIAフォリア」(振付:貝川鐵夫)
伸びやかさがあった。 音楽に縛られすぎている感もした。 黒長の衣装での動きはスペイン風景を現前させた。
2.「CHEMICAL REACTION」(振付:小笠原一真)
衣装も照明も面白い。 音楽と一緒に走る志向性が現れていて素晴らしい
3.「SIDE EFFECT」(振付:福田圭吾)
鼓動のようなリズムに乗って細かい動作の中に強さも有り歯切れの良い楽しさがあった
これ以外に「バロック孔雀の乖離後の憂鬱」(振付:アンダーシュ・ハンマル)は不思議な作品であった。 ある種の恍惚感を出したかったようだが中途半端な感じがした。
*劇場サイト、http://www.nntt.jac.go.jp/dance/performance/131207_001623.html