■麻痺・引き出し・嫉妬

振付:井手茂太、出演:イデビアン・クルー
神奈川芸術劇場・中スタジオ、2013.10.5-7
舞台は畳で座卓や箪笥、ソファも置いてある日本の応接間・・! 24畳だから7人のダンサーにとっては狭いかな。 着物姿も一人いるの。 でも日常的な小刻みな動きと感情表現に重きを置く振付だから気にしない。
畳舞台は座る場面は似合うけど立っていると不釣合いね。 難易だけど日本舞踊を再構築して取り入れたらピッタリしたんじゃないの?  そして畳での作法も取り入れてね。 この方向で畳ダンスシリーズをつくったらどうかしら?なんちゃって。
音楽も楽しかったわ。 ゴミ回収車の声など本当に来たみたい。 天井をみたら回収車用と同じスピーカがぶら下がっていたの。
この時期に蝉の声を聞くと夏が終わったという感じね。 序にコオロギも欲しかったわ。 終幕の音楽は畳に合わなかったけど、青い照明と混ざりあって異化効果がでていた。 でも最後の和風蛍光灯がたくさん降りてきたのは意味がないとおもう。 まっ、次回も畳にしましょ。
ところで畳床での裸足は捻挫や突き指が多くなるはず。 右足を庇っていたけど気をつけてネ。