■DANCE to the Future 2013 ダンス・トゥ・ザ・フューチャー

振付:中村恩恵・金森穣,出演:新国立劇場バレエ団
新国立劇場・中劇場,2013.3.26-27
中村恩恵は3作品。 最初の「THE WELL -TEMPERED」が一番面白い。 2楽章目が1・3楽章とは別作品のようだ。 精神性を前面に出す振付が多い中、意味を追わせない2楽章は楽しい。 腕の動きや形など振付もとてもいい。 「O SOLITUDE」は歌詞をどこかに載せておいて欲しい。 やはり詩が気になる。 新作「WHO IS US」はまあまあかな?
4作品目が金森穣「SOLO FOR 2」。 前3作と比較してしまった。 金森はダンサーの身体を隠さず見せようとしている。 手作り=ハンドメイドの感がある。 照明ひとつをみてもこれがわかる。 どちらが良いということではないが、中村の方がプロが作った作品という感じがした。