■TPAMショーケース

■出演:①スサンナ・レイノネン・カンパニー(フィンランド)②ラバーバンダンス・グループ(ケベック)③カハーウィ・ダンスシアター(カナダ)④ペリーヌ・ヴァッリ(フランス)⑤コンセントラート(ポーランド)
■神奈川芸術劇場他、2011.2.17-20
http://www.tpam.or.jp/2011/j/international/index.html
■国際舞台芸術ミーティング(TPAM)での海外5グループのダンス公演。
①寒くて暗い大草原にいるような舞台。 足はいつも地面から離さないで腕を大きく振りまわし、鉛の靴を履いているような歩き方をするの。 大地のリズムが伝わってくるようなダンスね。 身体・体重のある北欧人だと様になるわ。
②ストリートダンスの変形型ね。 音楽が合ってないので展開にまとまりがでないのよ。 そして手足が縮こまるってるわ。 街中で踊るならいいかも。
③北アメリカ先住民族的舞踊と樺太アイヌ弦楽器演奏のコラボ。 横浜ランドマークホールは舞台が狭すぎるわ。 これで過去から現在迄のごった煮のような踊りになってしまったのよ。 緊張していたダンサーが終幕に疲れがでてきてからは良くなったわ。
④「夫婦」を上演。 男と女二人のダンサーの心理的な静かな舞台。 短かい上演でうまく入り込めなかった。 多分面白いダンスだと感じるけど・・。
⑤ダンサーは一人。 振付の理由や経緯を説明してから踊る手順は面白いわ。 ソビエト崩壊をまだ引きずっているような感じも憎めない。
グループの多くは振付も音楽も古い感じがする。 20世紀に戻ってしまったようね。 いつも観ているTOKYOの舞台を見直してしまったわ。