■Echoes of Calling -rainbow after-

■構成・演出・振付:北村明子,音楽:横山裕章,映像:兼古昭彦,出演:ミンテ・ウォーデ,岡村樹,香取直登ほか,歌・作曲:アフロル・バフシ,ダイアン・キャノン
■東京芸術劇場,シアターイースト,2023.3.10-12
■加速度ある動きと止め、等速度な体の捻り・・、パフォーマンスも随所に取り入れる。 武術的舞踊と言ってよいでしょう。 広くもない舞台で、鍛えられた7人のダンサーが時間差で登場し踊り退場する。 これを繰り返す。 ときどき北村明子も踊ります。 密度の濃いダンスでした。
しかも二人の歌手が交互に舞台に上り歌う。 ウズベキスタンの吟遊詩人とアイルランドの伝統歌手らしい。 両国の関連性はみえないが<ユーラシア>という言葉で繋がる。 大陸の端(アイルランド)と端(日本)、その中央に位置しているウズベキスタン・・。 広大な風景が想像できます(?)
しかし背景の岩場はユーラシアを感じさせない。 映像も凝っていて良質ですが意味を強制させられる。 ここは照明だけのすっきりした舞台にしたら想像力が広がったはずです。 歌詞字幕は欲しかった。
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