■真夜中の虹

■作・演出・美術:益山貴司,出演:劇団子供鉅人
■下北沢駅前劇場,2018.7.1-8
■オムニバス形式を採っています。 「真夜中のスタジオ」「・・の兄妹」「・・のパーティ」「・・のホテル」・・。 「真夜中の虹」と呼ぶの分かりました。 ストーリーは独立しているが後半はそれぞれが絡み合い最後は七色だが「虹」のように一つにみえる。 再演らしいが、この構造の面白さに演出家は惚れたのでしょう。
それと大阪弁?で喋ると人間味が濃く見えます。 関西系の劇団は時々出会うが舞台で直に接する方言は生々しく耳に届く。 家族や男女の喜怒哀楽が中心のため余計にそれを感じます。 特に認知症の妹が他人家族の綻びを治す話が光っていました。 90分の上演でしたが後半を取捨選択して15分短くすれば虹がよりハッキリ見えたでしょう。
*劇団サイト、http://www.kodomokyojin.com/works/2016mayonaka.html
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