■SAI

演出:三上宥起夫,出演:湘南舞踏派,平安舞踏派,三上賀代
■神奈川芸術劇場・大スタジオ,2014.4.5-6
コンパクトにまとめられていてとても楽しめた。 70分の上演時間に無理無駄がない。 音楽も様々で面白い。 読経はリズムがあるのでネットリ感が弱まりダンスも軽やかになる。 色彩衣装も目立たないが白塗りに合っていた。
舞台芸術の目標の一つに<今この時に死を超えられるか!>がある。 それも役者やダンサーの身体を通してそれを自身の身体で受け取れるかどうかである。 「とりふね舞踏舎の最高作・・」とチラシにあった。
一般市民の舞踏集団のためかギコチナイ動きもあったが、死を越えることが出来る何かが感じられたことは確かである。 ニ作品の上演だが三上賀代+工藤丈輝+若林淳の「献花」が都合で見れなかったのは残念。 でも二人は三上とは似合わないだろ
*劇場サイト、http://www.kaat.jp/d/torifune