■ヤバレー、虫の息だぜ

作・演出:江本純子,出演:毛皮族
座高円寺1,2013.1.23-27
2階建てで上が劇中劇の舞台、下が楽屋の舞台構成です。 なんと舞台ではあの映画「クレージーホース」を生実演します。 ですから下の楽屋は踊り子や舞台担当の溜まり場になります。
それにしても楽屋での踊り子の話はつまらないですね。 対話になっていません。 ストーリーが深まって行きません。 高校演劇でもこれ以上でしょう。 出産の映像は結構異化効果がでていましたが。 そして楽屋の雰囲気や赤系統の色彩はよかった。
終幕近くの道具係が銃で殺される場面から面白くなりました。 唐十郎の名前がセリフにもありましたが、終幕は唐の雰囲気がでていましたね。 驚きですが演出家は映画ではなくパリで実演を観たそうです。 それで迫力があったんですね。 クレージー!!