■Twice and Once
■出演:川口隆夫,イド・バタシュ,アレッシオ・シルヴェストリン
■スタジオアーキタンツ,2013.1.19-20
■「LILLY」を観るため出かけたが日程を間違えてしまった。 明日の上演だった。 本日分を観るしかない。 ソロが三本である。川口隆夫の「グッド・ラック」。 とても私的なパフォーマンスである。 彼の舞台は時々観ているのですんなり入っていけたが観客の中には欠伸も見受けられた。 音楽に日本語の要素が漂っているので一層私的かつ日本的に感じられた。 「川口隆夫の舞台人生」の一つらしい。
イド・バタシュの「SOLOIMPRO」。 チラシに動物性への探求とあったがまさしく動物的肉体に見えた。 観客も取り込んで大道芸のような舞台である。 だから面白い。 マスクや竹馬などの小道具や馬の鳴き声はイスラエルの世界なのか?
アレッジオ・シルヴェストリン「星座」。 なんと2台のトイピアノの演奏である。 曲は「カリヨンのための音楽」や「星座のための12のメロディ」。 仏壇の鐘も使っている! 12星座の形ごとに身体もそれ合わせる動きもする。
三作品はどれも地域と歴史が色濃くでていたように見えてしまった。
*ARCHITANZ、http://www.a-tanz.com/dance/stph_2.html