■万国博覧会

振付:ラシッド・ウランダン,音楽:ジャン=バティスト・ジュリアン
■シアタートラム,2012.10.26-27
チラシも読まないで観たがまったくつまらない舞台であった。 アフタートークを聞いてやっと概要がわかった。 万国博覧会は植民地時代に現地からかっぱらってきた物品を展示することである。 映像の彼の顔の色はフランス国旗であり吐き出す対象だ
彼がアルジェリアからの移民と知った時は「アルジェの戦い」や「ジャッカルの日」を思い出してしまった。 しかしダンスにこのような歴史背景を取り込むのは至難の業だ。 事前情報がなければ何を表現しているのかわからない。 このような舞台は苦手だ。
*チラシ、http://setagaya-pt.jp/theater_info/upload/file/expositionuniverselle_pm_pdf_dl_file.pdf