■饗宴/SYMPOSION

■演出:橋本ロマンス,音楽:篠田ミル,出演:池貝俊,今村春陽,唐沢絵美里ほか
■世田谷パブリックシアター,2024.7.3-7
■劇場の裏側を解放した舞台は広々高々していて気持ちがいい。 音響も照明も深く響き照らす。 この劇場構造を上手く活かしてますね。 演者が遠くに見える。 ダンスかと思いきやパフォーマンスに近い? 科白も入ります。
プラトン「饗宴」を意識しているらしい。 ダンサー・俳優・作家など7人の演者は付かづ離れず、付いて離れて、動き回る。 一人が<笑い>と<平和>について語っていたが少ない科白は舞台を強く引っ張ります。 振付やパフォーマンスに抑圧を振り払おうとする姿もみえる。 演技に余白が有り、それが謎に変換するので、次に何が出るのかドキドキしました。 なんとクマも登場! 音楽・照明・ダンスが分け隔てなく演じられ、計算されているが、嫌味にならず洗練された都市型舞台を出現させていました。
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