■ミソロジーズ

■振付:A・プレルジョカージュ,音楽:トーマ・バンガルデル,指揮:ロマン・デュマ,出演:バレエ・プレルジョカージュ,ボルドー国立歌劇場バレエ団,演奏:パリ室内管弦楽団
■NHK・配信,2023.4.23-(パリ・シャトル座,2022.10.26-27収録)
■プレルジョカージュ振付の「ミソロジーズ」を観る。 古代神話を背景に23場面から構成されているの。 その半分の場面には神々や人物のタイトルが付けられている。 それは・・タレストリス、アマゾネス、アレクサンドロス、ダナエ、ゼウス、ゴルゴン、ミノタウルス、アレス、アフロディナ、ナイアス、イカロス。 その間に入る場面名は・・はじめの動き、組み合い、双子1、13日間の夜、出産、復活、楽園、パ・ド・ドゥ、渦、双子2、弔いの舞踏、戦争。 神々の行動に直結していて、合わせると23場面。
振付は古代神話の祭祀と神々の行動を連想させる。 古代スポーツも含まれる。 衣装も神話風ドレスで薄く、白・赤・緑でどれも素晴らしい。 仮面を付けることもある。 名前の場面は叙事詩、その行動は抒情詩のような動きかな? 場面を数えるほど詩的リズムが合ってくるから気持ちが良い。 次に何が登場するか楽しめる舞台だった。
終幕の「戦争」は第二次世界大戦時の数十枚の写真をフラッシュバックに使っていた。 舞台は現代に続いていると言うことね。 ウクライナの影響も強い。 アルバニア系のフランス的雰囲気を強く押し出す振付家にみえる。
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