■ワレワレのモロモロ2022

■演出:岩井秀人,出演:秋草瑠衣子,板垣雄亮,岡部ひろき他
■シアタートラム,2022.7.7-10
■6つの小作品から構成されている。 それぞれの主演役者が作者らしい。 役者の現実と舞台が混ざり合うところに面白さがあります。 劇中劇とかメタ演劇の要素が入ってくるからです。
幕が開いて役者の仕草や発声から、あっ!これはハイバイだ!と思い出し、久しぶりにその独特のリズムに共振しました、例えば道具類を無意味に動かしながら喋るところ等々で・・。
作品では「目を合わせるのは優しい頃を踊りたいだけだよ」「自己紹介岡部」が気に入りました。 家族、とくに父と息子の関係は迫るものがあります。 父に芝居を教わる場面は入れ子構造の不思議さがでている。 他の作品も笑いでは負けていない。 「川面の出産」は子供を産むことの大変さが伝わってきます。 ウンコや出産など身体を拡張していく楽しさもみえる。 ハイバイは高(ハイ)く買(バイ)っても損しない。
*「ブログ検索🔍」に入れる語句は、岩井秀人  ・・検索結果は8舞台.