■DANCE to the Future 2019 ダンス・トゥー・ザ・フューチャー

■「ゴルドベルク変奏曲」,振付:高橋一輝:出演:奥田花純,宇賀大将ほか
■「猫の皿」,振付:福田紘也,出演:福岡雄大,本島美和ほか
■「Format」,振付・出演:福岡紘也
■「Danae」,振付:貝川鐵夫,出演:渡邊峻郁,木村優里
■「beyond the limits of...」,振付:福田圭吾,出演:奥村康広祐,米沢唯ほか
■「カンパネラ」,振付・出演:貝川鐵夫
■「Improvisation即興」,演奏:笠松泰洋ほか,出演:米沢唯,渡邊峻郁ほか
(以上が上演作品とスタッフ&キャスト)
■新国立劇場.小劇場,2019.3.29-31
■2部「Danae」後半のデュエットから調子が乗ってきました。 それは「beyond・・」「カンパネラ」まで続きダンスを観る喜びに浸れました。  後者2作は2016年の再演*1ですがどちらも磨きがかかっている。 「beyond・・」は新国バレエ団の長所を生かした作品にみえます。 「カンパネラ」は前回より全てに余裕があった。
1部「猫の皿」は落語を上演しながら背後でダンサーが踊るという驚きの舞台です。 いや、ビックリ! 落語は上手いし落ちも楽しい。 ダンサーも重量級のある動きでしたが落語に目が行ってしまい後味が曖昧になってしまった。 「ゴルドベルク・・」は如何様にも取れる曲なので振付の特徴を浮き出させるのが難しいと思います。
3部の「即興」は「beyond・・」と逆でこのバレエ団には苦手な演目に感じられますね。 集中力全開で観たのですがその8割は演奏に向かってしまいました。
*1、「DANCE to the Future 2016」(新国立劇場,2016年)
*NNTTダンス2018シーズン作品
*劇場サイト、https://www.nntt.jac.go.jp/dance/19dtf/
*「このブログを検索」に入れる語句は、 DANCE to the Future