■透き間

■台本・演出:山口茜(イスマイル・カダレ「砕かれた四月」より),作曲:増田真結,振付:足立七瀬,出演:高杉征司,芦谷康介,達矢ほか,劇団:サファリ・P
■東京芸術劇場・シアターイースト,2021.3.11-13
■舞台には2m四方の台が4x4=16個作られている。 その台の間をぬい、台の下を這い、5人の役者が動き回る。 その動きは振が付いている。 ダンスに近いですね。 科白もそれに合わせて詩的に聴こえる。
初めて聞く作者と作品です。 配られたチラシの登場人物と場面構成を読んでいなければストーリーは意味不明です。 読んでいても同じかもしれない。 役者の動量と話量が比例しないからです。 台詞が少なすぎる。 このため科白が身体に絡んでこない、ダンスも科白も別々でみると面白いが・・。 「掟(カヌン)と呼ばれる伝統的な慣習法に支配された」世界が遠くて敷居の高い舞台に感じられた。
*サファリ・P第8回公演
*「ブログ検索🔍」に入れる語句は、山口茜  ・・検索結果は2舞台.