■MeMe

■演出:三東瑠璃,音楽:後藤正文:舞団:CO.RURI MITO
■vimeo.配信,(三鷹芸術文化センター・星のホール,2019.2.5収録)
■三東瑠璃をもう1本みることにする、映像だけど。 ・・8名?の女性ダンサーが床に重なるようにうずくまっている。 ゆっくりと離れたりくっついたりしている。 2・3人で組になり絡まり合い舞台に広がる。 あるいは一人。 動きが止まる。 同期が取れてくる。 志向性がみえてくる。 そして形つくられ崩れる・・。
カメラが悪い。 アップが多過ぎて舞台に散らばるダンサーたちの関係がみえない。 全体を映した場面は5%もなかったかな? カメラマンも悩んだとおもう。 記録用としても使えない。 画面を二分割して全体と部分を同時撮影するしかないわね。
ところでダンサーの絡み合いはアジア的にみえた。 哺乳類を感じる。 それと時間の捉え方がダンサーは無関心にみえる。 受け身に近い。 ダンサー自身が時間を創り出す舞踏との違いかもしれない。 電波ノイズのような音楽はとてもいい。
アフタトークの追加映像をみる。 先日と同じ後藤正文との対談よ。 「最初は音楽無しで粘土をこねくりまわすように振付をしていく・・」。 なるほど。 この作品は生舞台で観たらきっと気に入ったと思う。
*「ブログ検索」に入れる語句は、 三東瑠璃