■EIGHT DAYS A WEEK, The Touring Years  ■リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド

■EIGHT DAYS A WEEK,The Touring Years
■監督:ロン・ハワード,出演:ザ・ビートルズ
■東宝シネマズ新宿,2016.9.22-(2016年作品)
■1964年のビートルズ全米ツアーを中心に編集されているの。 でもニュースのダイジェスト版を観ているようだわ。 これでは面白くないとスタッフも思ったんじゃない? それでクレジットタイトル後にシェイ・スタジアムでの映像を付録として流したのね。 付録のリアルさにはかなわない。
本編では過酷なツアーでビートルズが疲労していく様子が写し出されていたわね。 それとアメリカの保守性がみえたことかしら。 一つは黒人女性がビートルズの公民権運動支持に安堵していた場面、二つ目はジョンのキリスト発言でのイギリストとは違う反応よ。
誰にでもビートルズとして振る舞い、誰でも受け入れる態度と、やんちゃなユーモアが4人の素晴らしいところだわ。
*映画com、https://eiga.com/movie/84419/
■リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールド
■監督:マーティン・スコセッシ,出演:ザ・ビートルズ
■(2011年作品)
■上記を観るついでにレンタルしたの。 ジョージ・ハリスンに絞ったドキュメンタリー映画よ。 彼の二面性については誰もが言っている。 「静かなビートルズ」に隠れている骨太な行動をね。 作詞・作曲への方向転換、インド音楽への接近、広範囲な交友関係。 その一人であるエリック・クラプトンに妻を渡してしまうのもビックリ。 ジョージの精神世界を巧く撮っている。 監督の腕も良いのね。