■じゃじゃ馬ならし

■作:W・シェイクスピア,音楽:D・ショスタコーヴィチ,振付:J=C・マイヨ,出演:エカテリナ・クリサノフ,オルガ・スミルノワ
■Bunkamura・ルシネマ,2016.5.19-(ボリショイ劇場2015.12収録)
■ドラマティック・バレエでこの作品は初めてなの。 振付で物語を進めていくからパントマイムに近い。 そのリズムに最初は興味が持てたけど長く続かない。 コミックでダイナミックな振付だけどマンネリ化を避けられない。 同じような登場人物が多いことや性格差異を身体表現するのに限界があるからよ。  粗筋を知っているだけでは受け付けないのかもしれない。 バレエには難しい作品だけどスタッフの力には脱帽。 場面ごとに切り取った振付はなかなかだし階段と柱の美術はスカッと冴えていたし衣装も素敵だった。 もう一度観れば良さが納得できるかしら。
*ボリショイ・バレエinシネマ2015作品
*作品サイト、http://liveviewing.jp/contents/bolshoi-cinema2015-2016/