■ロックン・ロール・サーカス  ■チャーリー・イズ・マイ・ダーリン

*ザ・ローリング・ストーンズ主演の□2作品を観る。
□ロックン・ロール・サーカス
■監督:マイケル・リンゼイ=ホッグ,出演:ザ・ローリング・ストーンズ,ジョン・レノン,ザ・フー,エリック・クラプトン,オノ・ヨーコ他
■Bunkamura・ルシネマ,2022.8.5-(イギリス,1968.12収録)
■サーカス小屋でのライブイベントらしい。 途中、空中ブランコが数分映し出される。 でもサーカスとの融合はみえない。 観客にカラフルな同じマントを着させたのも頂けない。 背景は最低だ。
前半はザ・フーやジョン・レノン、オノ・ヨーコが登場する。 レノンやヨーコは癖のある歌唱を披露する。 ヨーコはパフォーマンス系丸出しだ。
後半はストーンズが登場し数曲歌う。 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「悪魔を憐れむ歌」の2本が最高だ。 最期にミックを囲んで「地の塩」を歌う。 労働者階級を意識した終幕にみえる。
□チャーリー・イズ・マイ・ダーリン
■監督:ピーター・ホワイトヘッド,出演:ザ・ローリング・ストーンズ
■Bunkamura・ルシネマ,2022.8.5-(イギリス,1965作成)
■1965年アイルランド・ツアーを撮ったドキュメンタリー作品である。 当時のストーンズメンバーそれぞれが新鮮だ。 色あせていない。 この時期は絶頂期だったこともある。 アイルランドの風景や人々との交流をふんだんに取り込んで作品としても上出来である。
*ザ・ローリング・ストーンズ結成60年記念&チャーリー・ワッツ追悼公開作品