■ある女の家

演出:小野寺修二,出演:カンパニーデラシネラ
新国立劇場・中劇場,2014.1.23-26
ノーラ」から方向転換しているの? ダンス的感動は押し寄せて来ない。 ダンスというよりコント風パントマイムね。 出演者5人中二人が役者だったけど、このような内容ならダンサーより役者の方が一枚上手にみえる。
舞台の道具も過剰、しかもシマリのない中劇場でアンバランスだわ。 この中劇場では演技に出入りするまでの歩数が有りすぎてシマリがなくなるの。 この歩数はマイムでも致命的よ。 デラシネラは小空間で密度の高い舞台を創るほうがいいと思うけど。
でも「ノーラ」のどっちつかずは解消している。 次回はダンスの離見の見を観たいわね。
*NNTTダンス2013シーズン作品